久しぶりにゴルフを題材にした映画が公開されています。
もとになった本は、スポーツ心理学の博士号のDavid Cook が書いた「Golf's Sacred Journey」(ゴルフの聖なる旅)という小説です。
舞台になっているのは、アメリカのテキサス州の田舎のユートピアというゴルフ場。
子供の頃からゴルフに明け暮れ、カレッジゴルファーからプロに転向したものの、中々チャンスが訪れず、いよいよミニツアーで勝利目前というところで、ミスが大きなミスになり、悪夢をみたゴルファーが行き着いた場所が、ユートピア。そこにはヤギとか牛が同居する牧場にあるゴルフ場。
そこで、運命のコーチに出会い、自分のゲーム、自分の人生を見つけるという話し。
彼の受けたレッスンは、もちろん練習場やゴルフ場でのレッスンもあるが、フライーフィッシングに出かけたり、自分のショットの絵を描いたり、パッティングの練習でコインのようなものを投げたり、、
レッスンの最後には今までの自分のうそをお墓に埋めて、新しい自分に生まれ変わるというもの。
ゴルファーにはなかなか参考になる言葉が多数出てきます。
映画自体は、ハリウッド仕立てで、馬に載って、テキサスの自然を見せたり、女の子に出合ったりと小説にはない部分があり、それはそれで、面白いかも。
KJ Choi, ゴルフチャンネルのキャスターも出てきたりして。。。
映画のレビューはこちらから
キーワードは
See it (見て)
Feel it (感じて)
Trust it (信じて)
Hit (打つ) とかThink(考える) は入ってません。
小説では、 「スイングは、ダンスをしているに過ぎない」
といっています。ダンスは打ちにいったりコントロールするのでなく、体を自由にリズミカルに動かしているという比喩でしょうか。
皆さんは自分のインナーアイ(心の内側)で、自分のショットを見て、感じて、そのショットを信じて、ダンスできますか?
またゴルフはあくまでもゲームで、人生はもっと大事なものということで結んでいます。
ゴルフは没頭しやすいので、自分の人生を忘れてしまいがちですが、賭けで負けても、トーナメントで負けても、家族や友人は変わらないで迎え入れてくれる。。
チャンスがあったら、是非読んで見てください。
残念ながら、映画は日本では公開されないだろーなー。