2位タイのスコアは1アンダー。ぶっちぎりの優勝でした。
Donald Ross デザインのゴルフ場である、Pinehurst No.2のコースで開催されました。US Open というと、長くのばしたラフが連想されますが、今年の会場のPinehurst はラフをカットして、1907年オープン時のオリジナルのゴルフ場に近づけるということで、素晴らしいゴルフ場になりました。
ラフも池もないゴルフ場でなぜそんなに難しいのか??
Donald Rossの特徴である ”Turtleback(カメの背中)" の形のグリーンが難しくしています。
グリーンのボールの落としどころを1ヤードでも間違うと、グリーンから落ちて20ヤード先まで転がってしまいます。
マーティン・カイマーは難しいゴルフ場で、自分の戦略を変えることなく、淡々とプレイを続けました。マーティンカイマーもグリーン上でパットして、パットがグリーンオーバーとかしていましたが、いらいらしたり、切れることなく、堂々とプレイをしていました。
私がNo2をプレイしたときは、見た目にそんなになんでもないような気がしましたが、グリーン周りがすごく難しく、後半は大分切れてしまった記憶が、、、ずいぶん前のことなので、Donald Ross とか全く知らない時でしたが、、、
マーティン・カイマーは2010年にメジャーであるPGAチャンピオンシップで優勝して、世界ランキングNo.1 プレイヤーになりました。
No.1 にだったのは、8週間だけでしたが、「あの時はまだ準備ができてなかった。。」と振り返っています。今の状態は、ゴルフ以外のメディアや、ドイツのゴルフ業界などいろいろなことに対応する準備ができているようで、自信に満ちていました。彼は物静かなプレイヤーですが。
マーティン・カイマーはヨーロッパ大陸で初めての全米オープン優勝者となりました。
アジアからはまだ優勝者はでていません。。
日本からも優勝者がでるようになったら、日本のゴルフも大分変るでしょうね。
来年はワシントン州のChambers Bay.
同じPinehurst No.2 では、全米女子オープン。どんなプレイが見られるかとても楽しみです。