10/23/2011

パッティングのレッスンレビュー

日本滞在中にパッティング、ショートゲームのレッスンを何回か行いましたが、そのレッスン風景を紹介します。


パッティングはご存知のとおり、距離感、タッチが大事です。距離感、タッチは自分の利き手(右利きのプレイヤーは右手)でコントロールする方が、うまくいく方が殆どです。


まずは実際にボールを利き手で、カップに向かって転がしていくことからスタートです。


実際に転がしているビデオはここから

最初は手でも難しかったですが、すぐに感じがつかめたようです。


その後は利き手とパターを一体化して(手首は静かなまま)、右手だけでボールを転がしていきます。
利き手だけで打つというのは、初めての方が殆どでしたが、結構距離感、タッチがいいことにびっくりされたようです。

片手のみの練習風景

片手パッティングの様子


カップに向かって、「ロール・ボール」といいながら、素振りを3回してから、実際にボールを転がしていくといい結果がでることがわかりました。

パッティングのレッスンの最後は、カップをみて3回素振りをしてから、両手でパッティングをしていきます。大分いい感じです。

両手でのパッティングの様子



実際にボールを打つときは、インパクトで力が入りやすいので、 ワン・ツーでも、ロール・ボールでも一定のリズムでパッティングできるように、言いながらパットするといいこともわかりました。

皆様もぜひお試し下さい。

ショートゲームレッスンのレビュー

アプローチの基本は転がしというのを、聞かれたことがあるかと思います。
転がせるときは転がす方が、リスクは少ないということです。

この間のレッスンでは、下記のようにプライオリティ付けしました。

オプション1:パター (100% ロール)

オプション2: アイアンでパター 
(パターのようにシャフトを立てて構えて、ハンドファースト。キャリー25%、ロール:75%)

レッスンでの様子

オプション3:トスショット
(下手投げのイメージのショット。ボールは後ろより。キャリー:50%、ロール:50% 目安)

オプション4:クリップショット
(芝とボールを同時に打つ。ボール真ん中。キャリー:75% ロール:25%)

オプション5:カットショット(ロブショット)
 (ラフでは、ボールの後ろの芝を、バンカーなどで、ボールの後ろの砂を先に打つ。キャリーしてすぐ止まる。)

ショットによって、着地のターゲットが異なるので、きちんとターゲットを決めて練習します。

オプション3のトスショットまで、反復性を高くすると大分スコアアップには繋がってくると思います。

どのクラブでどのくらいの大きさでスイングしたらどうなるか、表にしておくといいと思います。

ちなみに私も表を作って、ときおり見ながらラウンドしています。





練習のときは、に70~80%のショットがワンパット圏内に、寄るように練習しています。
最初はツーパット圏内で練習するといいと思います。


ラウンド数があまり多くない方は距離感、スイング幅を忘れがちなので、お勧めです。

ただグリーンの速さ、芝、ライ、湿気等のコンディションにより結果は変わってきますので、自分の五感(第六感も)を働かせる必要がありますが、、、


ショートゲームはスコアにすぐに繋がります。
すぐに成果がでるので楽しくなります。
楽しく練習してください。