5/16/2013

College Golfers in U.S.A. - 学生ゴルフの層の厚さ -

PGAツアーまでの層が厚いアメリカのゴルフですが、プロになる前に、大学のゴルフもかなり層が厚いです。最近は高校のゴルフの経験も大事になってきていますが、日本には馴染みのない大学のゴルフについて、説明があったので、紹介しておきます。

「Journey to Excellence」 /Henry Brunton 著から参照しています。詳しく知りたい方はご覧になって見てください。)


(数字は男性ゴルファーのものです)


大学のゴルフもDivisionがあって、そのDivision毎に競い合います。

NCAA(National Collegiate Athletic Association)

Division I - 約300チーム
Division II - 約200チーム
Division III - 約270チーム

NAIA (National Association of Intercollegiate Athlete) - 174校

National Junior College Athletic Association  - 200以上

大学全体で12,000人以上ゴルファーがいる中で、でDivision I という一番のハイレベルでプレイできるのは、約3200人。

チームは大体8~12人で、上位5人がイベントにQualifyされる。残りはベンチ。

NCAA Division Iの平均のレベルは下記の通り。

-平均スコア 71.9 (6800ヤード) *プラスハンディキャップ、スクラッチ以上
-平均距離: 250ヤード以上
-平均ヘッドスピード:105マイル (ボールスピード 160マイル)
-平均パーオン回数:12.2 回
-平均バーディ数:3回(18フィートがバーディパットの平均)
-OB、Water hazardなどのトラブルは10ラウンドに1回程度
-グリーンサイドからは8フィート以内に寄ることが48%
-3フィート以内は90%カップイン、4~10フィートは56%
-3パットは35ホールで1回程度




さらにNCAAのDivision I上位選手はAll Americanということでさらにトップクラスに。
数字は少し前のものなので、今はさらにレベルが上がっているものと思います。


Division Iのエリート(All American)から PGAツアーで活躍するのはTiger WoodsやLuke Donaldなど。複数回勝利できるのは、うち4%。メジャーを勝つプレイヤーは1.5%とか。

まあ競争がヨーロッパ、アジアと広がり、さらに厳しくなっているということもありますが、、、

いい大学に入るには高校でのゴルフの経験が、いい高校にいくにはジュニアでの実績が、、、とエリートコースにいくには気の遠くなる話ですが、上手な人はたくさんいる、上には上がいる、、、といった感じでしょうか。


でもゴルフはそれぞれのレベルでプレイしたり、競い合ったりできるということですね。

自分の夢、目標を大事にしていきたいものです。







2 件のコメント:

  1. 最近は大学ゴルフをスキップする風潮がありますが、よっぽど成熟していれば別ですが、普通なら大学ゴルフを経験して仲間やコーチと色んな経験するのがお勧めです。お陰でウチの長男はグングン伸びてきました。

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  2. おっしゃるとおりですね!いろいろなゴルフコースや試合形式が体験できる大学ゴルフの経験は羨ましい限りです。厳しいこともあると思いますが、人としても成長するでしょうね。

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