マウントラッシュモアは、ブラックマウンテンという、インディアンの領域にアメリカ大統領の顔を彫刻したということで、論争もあったと書きましたが、ブラックマウンテンは、インディアン部族、ラコタ・インディアンたちの悲しい歴史も残っています。
ブラックマウンテン |
たくさんの戦いがインディアンとアメリカ兵の間の戦いで、クレージー・ホースという名前のインディアンは、アメリカ兵によって背中から刺され、約35歳でなくなってしまいました。
彼は部族の中では偉大なヒーローで、その末裔であるスタンディング・ベアが、白人の彫刻家に、「ラコタの歴史のあるブラックマウンテンに、インディアンにも素晴らしい英雄がいたことを末裔に伝えたい」ということで、お願いして、1947年からその作業がはじまったようです。
しかしながら、その彫刻家は途中で亡くなってしまい、その作業はその子供たちに引き継がれ、まだ作業は続いています。
クレイジー・ホースの彫刻は将来的には馬に乗ったインディアンの像で、上の写真のようになるように作業はまだ続けられています。
記念館にはインディアンの歴史、ラコタインディアンたちの肖像画、戦いに使われたアメリカ兵の銃、インディアンの弓矢、インディアンの服装等々いろいろなものが展示されています。
おしゃれな羽飾り |
戦いで生き残ったインディアン |
ラコタ族の酋長が、彫刻家Korzak ZiolowskiにCrazy Horseの彫刻をお願いにいったときの写真 |
インディアンについては、テレビや本を通して、日本にいながら知っていましたが、本当にこんな家に住んで、こんな服をきていたのかと見ると、感慨深いものがありました。
インディアンたちの名前は、Crazy Horse(狂った馬)とかStanding Bear(立ち上がっている熊)とかRed Cloud (赤い雲)とかSitting Bull(座っている牛)とか大自然の中で生きていたことを感じさせます。
メモリアルでは、イベントなども行われ、メモリアル完成のために必要な基金を募っています。
少し悲しいインディアンの歴史ですが、Crazy Horseの彫刻が完成することを祈ります。
さらにドライブを続けていくと、、、、、
バッファローを見つけました!
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